The 3rd VFR BEAT-TRIBE CUP

DATE 2001.07.29
PLACE 恵比寿イーストギャラリー
Version Virtua Fighter 3tb
ENTRY 64 TEAM
WINNER ジャイアントスイング フォーエバー
結城くん/拝人/ザ・ゲリラ/マスク・ド・ヒジテツ/セガール
MVP 拝人
BEST BOUT ちび太 VS 栗田
執念の5タテ阻止!栗田が根性の踏んばりを見せた!!

約4年の長きに渡り現役を続けて来たVF3tbで行う最後の大会となった第3回BT杯。 「有終の美を飾る」という合言葉の下、強豪プレイヤー達は高いモチベーションで臨み、その結果、数々の名勝負を繰り広げた。 また内容の方も、4年間の集大成的極まったもので、もはや観ても解りにくい程の"深層心理戦"に発展していた。 そんな状況の中、予選で早くも番狂わせが起こる。第12回アテナ杯(A.CUP FINAL)から3連覇を達成、今大会で4連覇を目指していた闇よだれ、渋谷ジャッキー率いる

『カモメ カモメ ~』が、小名浜のヒゲラウにワイルドカードで敗れたのだ。
tbの象徴と言われたこの男でさえ、進化を止めると容赦なく敗北が待っている。このゲームの現実ぶりと奥深さを改めて感じた瞬間であった。

多少の波乱はあったものの、V候補チームは順当に勝ち進み、決勝トーナメントB4に出揃ったのは、ほぼ予想通り。
そして迎えた秀永VS公開処刑戦は過去最高の盛り上がりを見せた。まず東京メガネが2タテスタートすると秀永は中堅に切り札ちび太を切る賭けに出る。これが功を奏し、一気に5人抜きリーチまで持っていったのだ。公開処刑する側は、される側だったという皮肉まであと1ポイントと迫った時、ベテラン栗田がそれこそまさに"徳俵"で踏んばりちび太を退けたのだ。

その激戦は、満場一致でベストバウトに選出される程スゴいものであった。

決勝はこの秀永とジャイアントスイング~というV候補同士の対決に。この試合も相当の盛り上がりを見せた。 拝人いきなりの3人抜きの開幕を決めると、またしてもちび太が副将で登場。しかし今度は2人目のセガールに潰され万事休す。もはやこれまでという空気が会場を覆った。その時、アニアキがドトウの大爆発!そこから1度の被ウイニングPを掛けられることなく一気に3人抜きに成功したのだ。それは事前に配布したパンフの一文"強い心は技術を超える"そのものだった。大将戦はアニアキ VS ヒジテツ というちょっと予想外だったが納得のカード、これをWウイニングPからヒジテツが決め、この総力戦に終止符を打った。

「プレイヤーに最も愛されたVF3tb」約11時間に渡る激闘は、それを証明するに充分な"説得力"が有ったと思う。