THE FIRST VIRTUA FIGHTER BEAT-TRIBE CUP
DATE | 2000.01.16 | |
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PLACE | CLUB GIO ICHIKAWA | Version | Virtua Fighter 3tb |
ENTRY | 73 TEAM | |
WINNER | カニスポ貴族 渋谷ジャッキー/オヤマスター/ススキノラウ/マッスルサラ/闇よだれ |
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MVP | オヤマスター | |
BEST BOUT | オドパンジェフリー VS 黒王号 アキバ大将オドパンJEがWカゲ相手に奮闘! |
約5年の長きに渡り開催されたアテナ杯。さまざまな話題と数々の名勝負を繰り広げ、プレイヤーに多くの賛同を得たアテナ杯。これを引き継ぐべく「VFビートライブ杯」が開催された。場所は前回同様、CLUB GIO。大会参加メンバーも前回とほぼ変わらずVFプレイヤー達の熱い戦いが今回も繰り広げられた。
前回、前々回と2回連続準優勝で今回も地方勢優勝候補No.1と目されていた九州地区。今回も大勢の参加チームがあったが、今回はプレーオフ1発勝負で敗れ、全て敗退してしまった。特に板橋地区「板橋VF狂」がプレーオフで北九州・PKや矢永J等率いる「江田島一家」を破るという快挙を成し遂げた。第4回大会から出場している板橋チームが、遂に念願の決勝トーナメント進出を果たした。
他の地区では大阪ニュージェネレーション「イヒッむぎわら民族イヒッ」チームが決勝トーナメント進出。準々決勝では「理想は三食秀永で」チーム・大将ちび太を虎龍が破るなど、着実に力を付けてきた。
関東圏では、立川「ぶらり一人旅」チームの大躍進が光った。黒王号とザ・ゲリラのWカゲを筆頭に、青パイ、立川アキラと地元勢で固め総合力で勝ち上がりベスト4入り。
そして、今大会1番盛り上たのは北習志野「キタナラ戦隊☆ゴリポンV」チームであろう。1回戦ではファミレス影、2回戦ではくりたろう等、毎試合スターが誕生(?)し、メンバー的には正直、厳しいのではないか?と思わせるのだが、それをメンバーの団結力で見事カバーして勝ち上がってきた。準決勝・対立川戦もくりたろうの4人抜きで、北習志野初の決勝戦進出を成し遂げた。
対するは「カニスポ貴族」。前回優勝メンバーを中心にススキノラウ、オヤマスターが加入。5人中4人がアテナ杯優勝経験者という凄まじいチーム。王者・カニスポにキタナラがどこまで粘れるか?といった図式となった。
「カニスポ貴族」は前大会同様、先鋒で渋谷ジャッキーが登場。ファミレス影、ゴリラカゲスケを破って勢いに乗る。「キタナラ」母乳育ちがこれをくい止めるも、カニスポ2人目・マッスルサラが母乳、そして決勝進出の原動力となったくりたろうをも破って、キタナラ大将・毒ガス王子が登場。カニスポ貴族はススキノラウ、オヤマスター、闇よだれと3人残して勝負あったかに見えた。
しかし・・・一部のプレイヤーのみが持つ事を許される、大舞台・ココ一番での集中力!それを見せたのが毒ガス王子である。しかもその勝ち方が凄い。あくまで強気!のそのスタイルで、ススキノラウ、オヤマスターを撃破!間違いなく渋Jには「11回大会の悪夢」が頭をよぎったに違いない。
そして大将戦は毒ガス王子 VS 闇よだれの対決に。流れに乗る毒ガス王子であったが、この男にはプレッシャーと言う言葉は無いのであろう、闇よだれのその冷静なプレイの前に力尽きてしまう。「カニスポ貴族」が優勝し、見事2連覇を達成した。
10.01 THE SECOND VIRTUA FIGHTER BEAT-TRIBE CUP
DATE | 2000.10.01 | |
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PLACE | CLUB GIO ICHIKAWA | Version | Virtua Fighter 3tb |
ENTRY | 68 TEAM | |
WINNER | W(ダブル)先生 東京メガネ/モルジブ/A.猪フィー/渋谷ジャッキー/闇よだれ |
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MVP | 闇よだれ ちび太 | |
BEST BOUT | ちび太 VS 闇よだれ 今世紀最後を飾るベストバウト!! |
1回戦は優勝を狙う静岡超一軍が、1人のPA使いに全員虐殺されるというショッキングな試合でスタート。1回戦屈指の好カード、印旛VSあさまし戦は、中堅にセガールで大将サム登場と、あさまし圧倒的有利だったが、ここからサムがミラクル3タテ(セガール、ヒジ、毒ガス)で逆転勝利。何と優勝した11回大会以来、2年2ヶ月ぶりに印旛がB8進出を果たした。また群馬勢初のシードとして注目された道楽息子は地方の星相手に大接戦を展開、勝負の分水嶺となったのがマスタークロー!地方の星主 |
力部隊であるK-2、ミエ、ダンナを何と3タテに仕留め堂々のB8入りを達成した。 準々決勝は波乱もなく強豪どころが揃い踏み!(全てシードチーム)
そして迎えた準決勝、印旛VS輝き戦は、一進一退の攻防で見る者を圧倒、予想通りの大将戦はサムVSちび太。両者持てる力をフルに発揮して2-2のWマッチポイントに!最後はサム渾身のダッシュハンマーをちび太がガードして終了。一方の試合は、九州VS東京の因縁対決(12回大会決勝とほぼ同カード)であるガイメッツァー VS W先生戦。こちらももつれ闇よだれとニャン兄が1年半振りに対峙! |
シチュエーションも大将戦でニャン兄がリベンジするのに最高の舞台が整った。しかし肝心の実力差も当時のまま(笑)で、結局3-0で闇よだれ勝利。皮肉にもスコアも当時のままであった。
渋J&闇よだれの3連覇なるか?それとも、キャサ夫&ちび太久々のV成るか?
東京エリア同士の対決となった今回の決勝戦。開幕いきなり渋Jの2人抜きでスタート、中堅SHUが渋Jを止めるものの次鋒で東京メガネを投入し、一気に大将ちび太まで到達。あっけなく終了するかに思われた。
しかしドラマはここから始まった。ちび太がドトウの強さを見せ、東京メガネを3-0。モルジブ戦3-0、A.猪フィー戦3-0とパーフェクト勝利!
(株)アリカ副社長 三原氏をして「演出ちゃうか!」と言わしめた瞬間である。
そして遂に実現した闇よだれVSちび太戦。流れをつかんだちび太有利と思われたが、いきなり闇よが2本先取、その後ちび太が2本取り返しWウイニングポイント!!
ラスト1ポイントは、ここでは語り尽くせない程の凄いもので、とりあえず全ギャラリーが感動する試合内容で見事、闇よだれが勝利!
A(BT)杯史上に残るベストバウトが生まれた瞬間である。