03.31 第5回アテナ杯争奪VF2.1チームバトル ~地区対抗戦5on5~

DATE 1996.03.31
PLACE ゲームスポットアテナ町田店
Version Virtua Fighter 2.1
ENTRY 36 TEAM
WINNER 明大前代表
ビンボーラウ/借金アキラ/明大前ちゃっきぃ/明大前ウルフィー/明大前カゲ
MVP 明大前ウルフィー
BEST BOUT 大須アキラ VS 打撃マン
当時の東西最強アキラ使いが激突!

第5回大会では初めて、5on5形式、又基本的に同じ地区の人と組むという「地区対抗戦」形式で行われた。各地区のプレイヤー達が一致団結し、プライドを賭けて戦うという図式はこの大会がルーツであろう。
お馴染みの新宿、町田、横浜、明大前などのメジャーどころは勿論の事、更に国分寺や宇都宮、小岩、渋谷、中目黒、千葉勢等、続々と名乗りを上げた。又、遠征組では京都の他に、今回から大阪、岐阜、長野、九州等、西日本勢が続々と参戦してきた。

そして、地区対抗戦と謳うにふさわしい、プライドを賭けたガチンコの勝負が展開し会場もヒートアップ!特に前回優勝の明大前代表や、メキメキ実力をつけてきた国分寺勢、そして、いわゆる「岐阜コンボ」を引っさげ乗り込んできた岐阜勢には特に注目が集まった。

決勝トーナメントは、上位3チーム選出しその3チームでリーグ戦を行うと言ういつもとは趣向の変わった形式で行われた。そしてその3チームに勝ち名乗りを上げたのは、京都「特攻漢(激親友)」、「国分寺代表」、そして前回優勝の「明大前代表」であった。京都は関西オールスターとも言えるべき面子で順当に勝ち上がり、国分寺は当時関東No.1アキラ使いとの呼び声も高かった打撃マンを擁しその打撃マンが怒濤の活躍で決勝リーグ進出。そして明大前は前回優勝メンバーに、明大前カゲ(ラウ)、そして明大前ウルフィーと、全く持って死角の無いメンバーで、順当に勝ち上がる。

まずは「国分寺 VS 京都」。これを国分寺が制し、優勝へリーチをかける。そして注目の集まった第2試合「国分寺 VS 明大前」は、ハイレベルな一進一退の攻防が展開! しかしここまで18連勝の打撃マン相手に、明大前・借金アキラの心のスキ(?)をついた進歩里胯がリング際で炸裂!これで流れにのって明大前が勝利し逆にリーチを掛ける。 そして最終戦、先鋒で明大前ちゃっきぃが登場。あっという間に3人抜き。京都副将・ブルンブルン丸に敗れたが、ここで満を持して若大将・ビンボーラウが登場する。相変わらずの全く持って危なげない試合展開でラスト2人を抜き去り、見事2連覇を達成し、新・盟主誕生を大いにアピールした。


11.17 第6回アテナ杯争奪VF3チームバトル3on3

DATE 1996.11.17
PLACE ゲームスポットアテナ町田店
Version Virtua Fighter 3 (Ver.C)
ENTRY 56 TEAM
WINNER 優勝は当たり前田ーズ
前田アキラ/柏ジェフリー/ちび太
MVP ちび太
BEST BOUT 邪影丸 VS キャサ夫
新旧カゲ使い同士の激突!

1996年、待望のVFシリーズ続編であるVirtua Fighter 3が遂にリリースされた。新技、新キャラ追加は勿論の事、システム面ではE(エスケープ)ボタンによるかわし動作の追加や、アンジュレーション等大幅に変更され全く新しいゲームとなって帰ってきた。それに伴いVF3デビューの若手プレイヤー層がこぞってプレイし、又1や2時代のプレイヤー達も、そのゲーム性にとまどいながらもその座を固持すべく必至にプレイした。そんな中で開催された第6回アテナ杯。

出場チーム数は全56チーム。メジャーどころはほぼ全て出場し、近場では阿佐ヶ谷、板橋NEWTON勢が今回から本格的に参戦、遠征組は京都、岐阜、大阪、名古屋勢が参戦した。 そして決勝トーナメントは全16チームによるトーナメント戦、リリース間もないゲームと言うこともあり、何が起こるか分からないある意味緊張感タップリの戦いが展開!鉄人チーム・衣笠祥雄'S(キャサ夫/B.B.M./Mr.X)や、そして2連覇・明大前代表までもが早々に姿を消す。

そんな中、決勝まで勝ち上がってきたのは「優勝は当たり前田ーズ」チームと、「青梅真理教青山総本部」に。「優勝は当たり前田ーズ」は、あの柏ジェフリーに業界最速躍歩[前田頂肘]の使い手(?)前田アキラ、そして、VF2時代のチビッコアキラから、リオンに華麗に転身!当時あまりにも癖が強かったリオンを開幕から使いこなしていたちび太と言うメンバー。 一方、「青梅真理教青山総本部」は、第4回、六本木で開催された第4回アテナ杯で決勝トーナメントまで勝ち上がってきたメンバーと同じ構成で、JM(吉祥寺邪影丸)、セガールウルフ、ビーサンアキラと言うメンバー。実は第4回大会では1回戦で明大前と当たり、明大前楽勝?と思わせたものの、2人抜かれてから大将・セガールウルフが明大前の大将を引きずり出したという経緯があった。今思えばセガールのその天性の勝負強さを妙に納得してしまうエピソードである。
決勝戦は「優勝は当たり前田ーズ」が見事制し、柏ジェフリー第2回大会以来2度目の優勝を成し遂げた。